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2017/08
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殺処分ゼロの裏で
「神奈川県動物保護センターと川崎市動物愛護センターで、2013年度に行われた犬の殺処分がゼロだった。それぞれ1972年と74年に開設されて以来初となる。」

県知事は今後も持続するよう取り組むことを宣言しています。これはもちろんすごいことです。以前の私だったらただ喜んだでしょう。でもその裏にはたくさんの問題が山積みです。

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・猫は全然ゼロなんかじゃなく、大量に処分されていること。平成24年の資料しか見つけられなかったのですが、全国で犬が38,447頭、猫は123,400匹。猫は犬の3倍以上。その内まだ仔猫だった子は75,474匹です。

・殺処分ゼロ=収容ゼロではない。殺されていないだけであって、過酷な環境に置かれている子はまだまだたくさんいること。

・処分を防ぐために入りきらない子を引き受けて、常にキャパシティオーバーの状態で暮らし続けなくてはならない、たくさんのシェルターやボランティアの方々がいること。

・ゼロを強化する地域なら捨てた子が殺されない、罪の意識が軽減されて自分の気持ちが楽という考えで、わざわざ神奈川に捨てに来る人が増えるであろうこと。

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もちろん殺処分は反対です。でも殺処分だけをゼロにするのは無理がある。元を断たなければ捨てられる子は減らず、現場で努力する人々の負担はますます増えるばかりではないでしょうか。

行政は、もっとペットショップやブリーダー、ペットを飼い始めようとする人々の指導・啓蒙・取り締まりに力を入れる必要があるのではないかと私は考えます。

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私たちにもできることはいろいろあります。

例えば、野良猫や地域猫を見かけたらまず耳を見てみてください。一般には意外と知られていないのですが、その猫の耳の先が小さく切ってあったら、それは「去勢・避妊手術をしています」という印です。

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そうでない子にご飯をあげるなら、ちょっと考えてみてください。その子はどうにか生き延びて、シーズンになったら交尾をし、仔猫が生まれます。その子たちの多くは過酷な環境の中で苦しい思いや恐い思いをして死にます。または収容されて殺処分です。

生き延びた子は、また上記の繰り返しで増えていくことになります。それを念頭に置いた上で行動していただきたく思います。

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目の前の子がお腹を空かせていると、黙って見ていられない気持ちは本当によくわかります。でもその優しい気持ちでもっと先まで想像してみてあげることも必要だと思っています。

ちなみに興味があってもどうしたらいいかわからないというご質問があったので参考のために書きますが、避妊去勢は地域によっては行政が費用を援助してくれますし、動物病院でも割り引いてくれる所があります。捕獲器も借りられます。

おうちでは引き取れない状況でも、TNRと言って、手術後の経過を見てから元の場所に戻すという方法もあります。それが先ほどの耳に切り込みが入っている猫たちです。

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オスだったらちょっとだけ高めな1回の飲み代ぐらいの費用です。それでも捕獲器とか聞くとハードル高いんだろうな~やっぱり。でももしひとりが1匹だけでもやったらすごい数になるのにな!

で、元の話をしておいてまた現場の話ですが、仔猫の譲渡会が開催されます!ボランティアの皆さんが大切に育てた、かわいい子達が参加します。よかったらぜひ会いにいらしてください。

詳細はこちらです!
http://ameblo.jp/coconyanikkanoenmusubi/entry-11902532625.html

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(非公開コメント受付中)

No title
私のネコ歴は3匹です。特に二匹目は子供を産んだばかりでダンボールに親子で捨てられていました。一週間もたたないうちに子猫は誰かが連れ去ったのでしょうね?残された親猫は声が出なくなるまで鳴き続けて子供たちを探していました。いたたまれなくなり連れ帰ろうとしましたが人間不信からか、慣れるまで3ヶ月かかりました。そこから17年間生活を共にしました。私にとってかけがえのないパートナーでした。犬や猫、タヌキやウサギに比べれば人間は強い生き物でしょう。でも強い生き物が弱い生き物を守ってあげないでどうするのでしょうね?私はペットとエサという言葉が大嫌いです。ペットではなくパートナー、エサではなくごはんです。もっとリスペクトして欲しいと強く思います。人間界でも殺人や暴行など、どうしようもない事件が起きています。人間としてというより地球上に暮らす生き物としての基本的な部分が欠落している人間が多すぎると感じる今日この頃です。ホント長々とスミマセン、、、
とらさん
いつも真摯なコメントをありがとうございます。みんなとらさんのような方ばかりだったらいいのにとつくづく思います。でも私も動物愛護を謳えるような人間なのかちょっとわからなくなってしまいました。詳しくはこの後アップします。
初めてコメントさせて頂きます。
殺処分の事、殺処分0の事、根本を変えていかないと、本当の殺処分0にはならないんですね…まずは実情を知る事が大切だと思いました。
どら美さん、コメントありがとうございます。そうですね。実情を知り、各自ができることをする。

良い団体に募金や物資を提供したり、チャリティーグッズの購入、お散歩や里親会のお手伝い、ブログやフェイスブックなどのシェアや友達との間で話題にすることだって参加です。

ひとつひとつの力は小さくても、集まれば大きな力になると信じています。
プロフィール

lohamakegu

Author:lohamakegu
犬猫の預かりと里親探しボランティアをしています。

現在募集中の子:今はいません。

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