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2020/09
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駆け寄ってきた子
新年おめでとうございます。

送っていただいた卒業生たちの写真がいくつかあるので、本文とは関係なくご紹介しますね。

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グリム改めポチ丸。牛に愛される。

橙を保護してからそんなに経っていないある晩、公園外周の遊歩道をコチ丸と散歩していると、突如目の前に1匹の猫が現われました。

ひっそりたたずんでいた。

とかじゃなく、ニャーン、ニャーンと鳴きながら、向こうから小走りに近寄って来たのです。

なにやら一生懸命な顔で。

そして私達の前で立ち止まりました。

てことはお腹が空いてるの?

それにしてもあなた、なんで今日から急にいるの? 

さもいつもの顔見知りみたいに駆け寄って来ちゃって。

2018010105.jpg
むーこ改めココちゃん。相変わらずの美少女ぶり。発症もなく元気です♪

などと話しかけながら少し歩を進めると、一生懸命の顔のまま速足でついて来て、私達の横に並んで一緒に歩こうとします。

このあたりには確かに外で暮らす子達が複数いる。

それぞれ数頭ずつつかず離れずのグループで暮らし、ほぼ決まった人にご飯をもらっている。

そういう子は耳に小さな切り込みがあり(避妊手術済みの証拠)、表情には今まで生き抜いてきた強さと険しさが見える。

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メイとなごみ。なごみはずいぶん年をとりましたが元気です♪

本当は、どんな子だってみんな俺んとこへ来ーーーい!!

と連れて帰りたい。

けれど、それをやったらあっという間に自滅してしまう。

「全員を連れては帰れない」

これはたぶん保護に関わった人の大半が苦しめられている現実。

2018010106.jpg

選びたくなんかない。

けど力が足りなすぎる。

せめてつかまえられそうな順、あるいはほっとけない順に力を注ぐしかない。

話がズレました。

このことを本気で話したら何ページあっても足りなくなってしまいます。

2018010107.jpg

とにかくその新顔は、近寄っては来ても決して触れさせてはくれない距離や、汚れた毛、他にもいくつかの様子から、最近捨てられたとは考えにくい、外で育った子なんじゃないかなと私には思えました。

なのにどうしてか、表情にはまるでスレたところがないのです。

黒白ハチワレ。

まん丸の目にバラ色の鼻。

きれいな白い歯。

1歳ぐらいかな。 う~ん、男の子? 女の子?よく見えない。

0.jpg

今はまだ橙がいる。

衛生面やストレスなどを考えるとせまい我が家には置いてあげる場所がない。

もちろん明日なにがあるかはかはわからない。

でもこの子は、人間に自分を触らせないという点と、推定1~2歳までは生きてきているという点においては橙ほどは無防備ではない。

もうひとつ。

この子をとりまく現状をもう少し見なくては。

いずれかのグループと一緒にいるのか。

気にかけてお世話をしている人はいるのか。

そして我が家の状況をやりくりできるかも考えなくてはいけません。

2018010102.jpg

いろんなことで頭をいっぱいにしながらその日は立ち去ることにして、家の方向へ向かいました。

黒白ちゃんは、ところどころで木に顔を擦り付けたり、低い柵の上を綱渡りみたいに器用に進んだり、そのせいでちょっと遅れたりしながらも、せっせと私達の横について歩き続けました。

そしてある地点、たぶんその子のテリトリーの果てと思われるところまで来ると、そこで立ち止まって、それ以上は進まずにじっと私達を見送っていました。

つづく。

2018010104.jpg


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Author:lohamakegu
ボランティアで犬猫の保護と譲渡をしています。

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