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2017/06
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ガーベラ、スイトピー、ラナンキュラス
ケンは市内のお寺でお骨にしていただきました。

結婚式場みたいに広々としてきらびやかなセレモニーホールで詩とかを読むのは、なんだか我が家らしくない。

地味でも昔からあるお寺で、お経をあげてもらって静かにお別れしようと思いました。

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先代の住職さんが動物好きで、ペットも人間と同じように送ってあげたいとの想いから敷地内にペットの火葬場を作られたのだそうです。

景色の良い高台にあるお寺で、温かく対応してくださいました。

前日までの晴天続きとは一転してその日は雨。でも空が白っぽく明るい、春の優しい雨でした。

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お棺がちょっと小さくて頭がぴったり過ぎたね。

ごめん、ケン。でもなんだかにっこりしてくれているように見えるな。

これからの旅のためにお弁当を入れて、花をたくさん。

ガーベラ、スイトピー、ラナンキュラス・・・

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ケンは我が家にいた期間の大方は普通に暮らしていましたが、食欲だけは無く、ほとんどは漉したウエットフードをシリンジで食べさせて栄養を補っていました。

ただ、「すごいねえ。えらいねえ。」と応援すると、カリカリも少しだけ食べました。

ケン専用のキッチンカウンターの上で、一口食べては私を見上げ、褒め言葉を要求しながら。

でも後から気付きました。ケンは褒められたいわけじゃなく、きっと私が喜んでいる顔を確かめたかったんだね。

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ケンはもちろんかわいい猫だったけど、その一方で、伝わってくる気配が私達より年上の感じでもありました。

包んであげているつもりが、包まれてたんだなあと改めて思います。

たぶん治療もそうだったんだろうな。

ケンは自然のままでよかったのでしょうけど、きっと父ちゃんと母ちゃんのために、危ないところを何度も復活して、もしかしたら本来の寿命をも超えてがんばってくれたのかもしれない。

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最後の5日ほどはもう給餌はやめたけど、それでも亡くなる前日にびっくりするほど大きなウンチをして、当日の午前中に自力でお水を飲んで、旅立まぎわによろけながらもおしっこに立ちました。

意識がもうはっきりしておらず、トイレと間違えてベッドに入ってしちゃったのですが、ケンにとってはちゃんとトイレの中でトイレ座りで。

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自分できちんと体内をきれいにして、そして最期の苦しみを勇敢に乗り越えて出発して行きました。

後はどこもきれいなまま。

拭いてあげる場所もまったく残さずに。

立派だったね。

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私の仕事はめったにない3連休の後、さらに亡くなる当日は、前例の無い臨時休業、翌日のお葬式も夫は休み、私の仕事はその日は元々14時まで。

日常は二人とも仕事や他の用事がギュウギュウで余裕の無い毎日ですが、その数日間はケンだけに集中してゆっくりそばにいることができました。何もやりくりしなかったのに。

私達が悩まないように、出発の日もちゃんと選んでくれたような気すらしてしまいます。

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仏教によると極楽への出発は初七日、その後の四十九日間の旅はけっこう大変なのだそうです。

応援してあげてくださいと言われました。

出発は明日の日曜日。

それまではこうして母ちゃんがブログを書いてる横で、今までみたいにゆっくり休んでなね。

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lohamakegu

Author:lohamakegu
犬猫の預かりと里親探しボランティアをしています。

現在募集中の子:今はいません。

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