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2017/05
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緑のカフェとケンと水(すい)
最近のコチ丸は横浜市港南区は野庭町から目撃情報がよく入るので、私は休みの度に通って、ぐるぐる歩き回っていますが、横浜とは思えないようなのどかな野山の中に美しいお庭のカフェを発見しました。

玄関で「犬を探しています。」と言ったら、オーナーさんご夫妻とそのお母様も、ご家族全員が即座にお庭に出てきて、店内、広いお庭の中と外、計3枚もポスターを貼ってくださり、真剣に話を聴いてくださいました。

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後日お礼のコメントを書こうとブログを拝見したところ、コチ丸捜索の記事がアップされており、そのやさしいお気持ちに胸が一杯になりました。

その後ポスターの予備をご所望いただきましたが、その理由がまたいい。

「ヤギがかじってしまった。」

童謡のようで、なんだかにっこりしてしまいますよね。

カフェこやぎさん。どれもこれもおいしそうなうえに良心あふれる価格設定のお料理やスイーツ。心安らぐパラソルの日陰と緑の香りの風そよぐ美しいお庭と動物たち。

そして温かいオーナーさんご一家。ご親切にしてくださり、本当にありがとうございました。

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2月に一気に容体が悪化したケンですが、回復はせずとも小康を保っています。(写真はどれも以前のものです。)

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抱っこするたび、そのあまりの軽さに胸がズキンとしますが、普通に家の中を歩けるようになりました。

食欲は全く無いので濾したウエットの療養食に栄養剤を混ぜてシリンジで食べさせています。それから薬とサプリも無理やり。

朝晩皮下輸液もしますが、針を刺すのがどうしてもあまり上手になれず、たまに痛い思いをさせてしまいます。

輸液はただの気休めという説もありますが、ケンの場合は少なからず症状緩和になっているように見えます。

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昨夜はうれしいことがありました。

まだカリカリが食べられた頃にいつも使っていた食事テーブルのところに歩いて行って、何かを探すようなそぶりをしたので、あっ!と思って急いで器を出して療養食のカリカリを少し入れてみました。

そうしたらちょっと匂いを嗅いでから一粒口に入れてくれたのです。

噛み方も忘れてしまったのか上手に食べられなくて、咀嚼してないうちに口から丸ごと落ちてしまいました。

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だけど「自分で口に入れて噛む」という気力があっただけで私はうれしくてうれしくて「エラいねえ。すごいねえ。」と本気でたくさん褒めました。

するとケンは顔を上向けて得意そうな顔をして、もう一粒口に入れました。でもまた落ちる。

それを何度か繰り返して、その後は興味を失ったようで毛づくろいを始めました。

結局全部零れ落ちてしまって本当に食べられたのは一粒も無かったけれど、ああ、でもうれしかったなあ。どれぐらいぶりかなあ。

悲しく軽い身体を抱っこして、その後もずっと褒めていました。

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水も元気です。ケンとは逆によく食べてよく寝て、今では我が家一番のふっくらさんになっています。

小柄なので目立ちませんが、少なくとも華奢という言う言葉はもう似あわない。

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でも星のまたたく瞳はますますきれいで、それにぴったり似合うバラの蕾の首輪をつけています。

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水のツンデレは一流です。普段は声をかけてもロクに振り向きもしないのですが、どういうわけか私が椅子に腰かけている時だけ真下にやってきてこちらの顔をまっすぐ見上げ、「な?な?」と鳴きます。

そして伸び上って両前足を椅子に掛けて、引き続き見つめながらちょっとおしゃべりして、その内ぴょんと乗ってきます。

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乗ったら鳴くのはやめて、私の後ろにぴたっとくっついてじっとしているのですが、時々そのかわいい肉球で私の背中をそっとノックしてナデナデをせがみます。

にゃーにゃー!なでてー!とかじゃなくて、黙って控えめにそっとトントン。これを無視できる方がいたらお会いしたいです。

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コチ丸がいなくなってからの私ははっきり言って四六時中悲しい。

大きく広がっている悲しさの上から脱出できず、その土台の上で時々必死で対人モードに切り替えて普通に笑ったりしゃべったりして生活している感じで、健全なオーラはまるで出ていないと思います。

そんなどんよりした私を嫌わずにくっついて甘えてくれる子達がいてくれて、どれだけ救われているかわかりません。でも本当は彼らにはのほほんと気ままに生きてほしい。

心折れることが続こうがなんだろうが、元をたどれば自分の選択の結果ですから、もっと泰然とどっしり構えていたいものですが、なかなか上手に切り替えできないダメな母ちゃんでごめん、みんな。でもがんばるからね。

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おsito
ぱっと見ただけでも魅力的ですが
お店の方々の優しさや思いやりが
本当に素敵なお店ですね。
この記事読んだだけでも
ファンになってしまいました。

薄まってBUNが相対的に下がるだけでも
その間に(僅かでも)、食欲でたり
眠りが穏やかになるのは
QOL的には、大事なのではないでしょうか。
うちは、私の管理不行き届きのせいで
治療開始時すでに、計測不能の末期の値で
もう、最期の時まで
会社も動物病院も行かず
一緒に寝てようか…と
色が全部消えたような世界で
呆然としていたのですが
何も出来ないからこそ
渇きくらいはない状態で
旅立たせたいと思い、毎日輸液に通いました。
相変わらず、末期の値のまま
余命宣告期間を過ぎ、1か月が過ぎ
自宅輸液始めてまた1か月…と経って
気付いたら5年、自宅輸液してました。
猫に針刺すなんて無理…と
最初はガクガク震えてたのに
娘が旅立った今となっては
あの子にもう一度輸液する時間くれたら
寿命一年とかとでも交換するなぁ…とか
ふと、馬鹿みたいなこと考えてしまいます。

本当に苦しいときの
自分と世界が隔たってしまったような感覚
心の芯に何も届かなくなって
それまで慈しんだり楽しんだりしてたものが
全く無意味で何の感情も湧かないものに
変わってしまうこと
物凄くよく分かります。
簡単にどうにかする術もなく
耐えることしかないのかも知れませんが
せめてコチ丸ちゃんの帰還だけでも
早く叶ってくれたら
どれだけ心の救いになることか…。

捕まらないほど、弱らないほど
毎日逞しく戦ってるコッちゃん
とても偉いけど、どうか
コッちゃんが早くお母さんのとこに
帰ってきてくれるよう
心からお祈りしています。
みんな



9sito様
コメントありがとうございます。

5年間の介護ですか。大変だったでしょう。
灯が消えたようなお気持ち、心よりお察しします。

大事な子の代わりには誰もなれないけれど、
9sitoさんの世界もきっとだんだん美しい色が
戻ってきます。

もしお住まいが横浜からお近かったら、カフェ
こやぎさん、ぜひどうぞ。
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lohamakegu

Author:lohamakegu
犬猫の預かりと里親探しボランティアをしています。

現在募集中の子:今はいません。

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