家族の風景
いや~、もう師走ですよ。時が過ぎるのは本当になんて早いのでしょう。コチ丸がトライアルに出てからも、はや2週間が過ぎました。

コチ丸の里親さんは犬を飼養するということに対して、最初から本当に真摯な気持ちで向き合っていらっしゃいました。
何年も前からそのために生活の基盤を築き、あらゆる意味で十分に準備と覚悟をされ、それから巡り会ったのがコチ丸でした。
初めてお会いしたその日に丁寧なメールをくださり、その内容、文面からはお二人の人柄が滲み出るようでした。
許可をいただいたので、ほんの少しだけ抜粋しますね。

「私達は犬を擬人化して愛玩具の様に扱うつもりはありません。私達人間が人生を楽しむように、犬としてめいっぱい一生を楽しんで全うしてもらい、かけがえのない家族として共に生きていきたいです。
私たちも犬と共に暮らし、たくさんの場所、人、動物からそれぞれの刺激を受けて、穏やかにゆったりと生きることの楽しさを味わっていきたいと思っています。」

そしてそのメールはこんな言葉で締めくくられていました。
「コチ丸が幸せになることをお祈りしています。」

その後何度かやり取りさせていただきましたが、私の方が若いお二人から学ぶ事ばかりでした。
トライアルをお願いすることに決めた時も、不安は全然ありませんでした。このご家族とならコチ丸は幸せに暮らせると確信していたので、私の方も幸せな気持ちでリードを託すことができました。
そのご連絡をした時のお返事の一部です。

「先代の柴犬が亡くなってから、私の日常はどこかぽっかり穴が空いていました。どんなに楽しい日々を過ごしていても、犬がいた時の生活のあたたかさ、安堵感、犬と共有した日常の中の小さな感動が忘れられませんでした。
静かに寄り添ってくれた温もりを今でもはっきり覚えています。預かり様と同じく、私の生活にも犬を欠くことができないのです。
コチ丸にも犬としての幸せがあります。犬としての尊厳を尊重し、コチ丸の幸せを最大限に叶えてあげられるよう、家族で大切に守ります。
これから10数年、夫婦共々決して見捨てることなくコチ丸と共に家族皆で楽しく生きていきたいです。」

トライアル期間が1週間を過ぎたある日、以下のメッセージをいただきました。
「改めまして、私達はコチ丸の正式譲渡を希望いたします。
私達の生活にすっと溶け込み、さらなる活力と喜びを日常にもたらしてくれるコチ丸と、この先もずっと幸せな日々を築いていきたいです。」
そして本日、正式譲渡の手続きのため、2週間ぶりにご家族にお会いしました。

コチ丸はとても落ち着いた表情で、既にお二人にしっくり馴染んでいて、それは私がいとも簡単にイメージできた、何度も頭に思い描いた、そのままの風景でした。
ご夫妻が私たちとお話している最中は、くつろいだ様子で足元に寝そべり、時折静かにお二人を見上げながらゆったりした様子で待っていました。

最後に記念写真を撮って、裏の公園にお散歩に行くと遠ざかって行った後ろ姿はもう長いこと家族だったみたいに2人と1頭のトーンがぴったりでした。
そうそう、新しい名前はこれです。

まさかそのままになるとは!うれしい反面、なんだか申し訳なく・・・もっとかっこいい名前にした方が良かったかなあ。
今更願う必要もないぐらいだし、これからもそうだと確信してるんだけど、でも頼む。お約束だから言わせて。
卒業おめでとう。コチ丸。
ずっとずっと幸せに。

次回のPEACE TAILS譲渡会です。今回はおしゃれタウン、青山ざますよ。
日時:12月19日(土)11:00-15:00
場所:Do One Good PARK@Farmer’s Market(青山・国連大学前広場)
詳細はこちらをご覧ください → クリック

会場はファーマーズマーケットの中。 新鮮野菜果物や加工品、スイーツ、調味料、スパイス、はちみつ、ナッツ、ドライフルーツ、ジャム、ソース、お茶、コーヒー、工芸品などなどのショッピングを楽しめるほか、キッチンカーも各国料理が揃い、その場で食べられるエリアもあり。 家族で休日を楽しめますよー。

ぜひ遊びにいらしてください。

コチ丸の里親さんは犬を飼養するということに対して、最初から本当に真摯な気持ちで向き合っていらっしゃいました。
何年も前からそのために生活の基盤を築き、あらゆる意味で十分に準備と覚悟をされ、それから巡り会ったのがコチ丸でした。
初めてお会いしたその日に丁寧なメールをくださり、その内容、文面からはお二人の人柄が滲み出るようでした。
許可をいただいたので、ほんの少しだけ抜粋しますね。

「私達は犬を擬人化して愛玩具の様に扱うつもりはありません。私達人間が人生を楽しむように、犬としてめいっぱい一生を楽しんで全うしてもらい、かけがえのない家族として共に生きていきたいです。
私たちも犬と共に暮らし、たくさんの場所、人、動物からそれぞれの刺激を受けて、穏やかにゆったりと生きることの楽しさを味わっていきたいと思っています。」

そしてそのメールはこんな言葉で締めくくられていました。
「コチ丸が幸せになることをお祈りしています。」

その後何度かやり取りさせていただきましたが、私の方が若いお二人から学ぶ事ばかりでした。
トライアルをお願いすることに決めた時も、不安は全然ありませんでした。このご家族とならコチ丸は幸せに暮らせると確信していたので、私の方も幸せな気持ちでリードを託すことができました。
そのご連絡をした時のお返事の一部です。

「先代の柴犬が亡くなってから、私の日常はどこかぽっかり穴が空いていました。どんなに楽しい日々を過ごしていても、犬がいた時の生活のあたたかさ、安堵感、犬と共有した日常の中の小さな感動が忘れられませんでした。
静かに寄り添ってくれた温もりを今でもはっきり覚えています。預かり様と同じく、私の生活にも犬を欠くことができないのです。
コチ丸にも犬としての幸せがあります。犬としての尊厳を尊重し、コチ丸の幸せを最大限に叶えてあげられるよう、家族で大切に守ります。
これから10数年、夫婦共々決して見捨てることなくコチ丸と共に家族皆で楽しく生きていきたいです。」

トライアル期間が1週間を過ぎたある日、以下のメッセージをいただきました。
「改めまして、私達はコチ丸の正式譲渡を希望いたします。
私達の生活にすっと溶け込み、さらなる活力と喜びを日常にもたらしてくれるコチ丸と、この先もずっと幸せな日々を築いていきたいです。」
そして本日、正式譲渡の手続きのため、2週間ぶりにご家族にお会いしました。

コチ丸はとても落ち着いた表情で、既にお二人にしっくり馴染んでいて、それは私がいとも簡単にイメージできた、何度も頭に思い描いた、そのままの風景でした。
ご夫妻が私たちとお話している最中は、くつろいだ様子で足元に寝そべり、時折静かにお二人を見上げながらゆったりした様子で待っていました。

最後に記念写真を撮って、裏の公園にお散歩に行くと遠ざかって行った後ろ姿はもう長いこと家族だったみたいに2人と1頭のトーンがぴったりでした。
そうそう、新しい名前はこれです。

まさかそのままになるとは!うれしい反面、なんだか申し訳なく・・・もっとかっこいい名前にした方が良かったかなあ。
今更願う必要もないぐらいだし、これからもそうだと確信してるんだけど、でも頼む。お約束だから言わせて。
卒業おめでとう。コチ丸。
ずっとずっと幸せに。

次回のPEACE TAILS譲渡会です。今回はおしゃれタウン、青山ざますよ。
日時:12月19日(土)11:00-15:00
場所:Do One Good PARK@Farmer’s Market(青山・国連大学前広場)
詳細はこちらをご覧ください → クリック

会場はファーマーズマーケットの中。 新鮮野菜果物や加工品、スイーツ、調味料、スパイス、はちみつ、ナッツ、ドライフルーツ、ジャム、ソース、お茶、コーヒー、工芸品などなどのショッピングを楽しめるほか、キッチンカーも各国料理が揃い、その場で食べられるエリアもあり。 家族で休日を楽しめますよー。

ぜひ遊びにいらしてください。
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