横浜市の南端にある、コチ丸が昨年しばらくの間ねぐらにしていた地域にひさしぶりに散歩に行きました。

住宅街や団地群から少しだけ奥まったところにぽっかり出現する、低い山と竹藪に囲まれた、まさに「里」みたいな小さな集落。
コチ丸を探しに通っている時から、ここに足を踏み入れるたびに絵本や物語の中に迷い込んだような不思議な気持になりました。
もしかして、後で来てみたら跡形もなく消えていて、あそこは夢の中の場所だったのかと驚くような。

そして相変わらず訪ねる先々でいただくものが持ちきれなくなるという。
「あら~、元気?そこの畑でブルーベリーつんで行きなさいよ。最後のがまだついてるのよ。自然栽培だから甘くて味が濃いわよ。」
「来てくれるってわかってたら誰々さんも呼んでおけばよかった~。絶対喜ぶから。柿が取れたから持っていきなさい。じゃがいももあるわよ。はい、これちょっとだけど(山盛り)。」

みなさん顔を見るなりこんな感じで何かくれるのです。
そしてかがんでコチ丸をなで、「ほんとによかったねー。また来てくれてありがとう。」と笑顔で言ってくれる。
これがまた来ずにいられようか。

お昼ごはんはもちろん「カフェこやぎ」さんで自家栽培や地元の新鮮な野菜を生かしたおいしいご飯。
茗荷入りのお味噌汁、大豆とトマトのマリネ、山芋をハーブと炒めたもの、オクラの和え物、大根のお漬物、空芯菜の炒め物、モリンガソースの乗ったポークソテー・・・盛りだくさんひとつひとつの素材がすべておいしいのです。
あぁ、野菜!野菜ってなんておいしいのでしょう!

お店のマスコット、やぎのメルちゃんもいるお庭のテーブルでいただきます。
コチ丸もまるで家にいる時のようなくつろぎぶり。
こやぎさんでは現在保護子猫の里親さん募集中です。詳しくはこちらまで。 → クリック

これもご縁なのか、すぐ近くに我が家の卒業生のむーこ改めココちゃんが、暮らしています。
残念ながらこわがりな彼女はお家のどこかに隠れてしまって会えなかったのですが、お兄ちゃんのぐーちゃんがお相手してくれましたよ。

堂々としておっとりやさしいぐーちゃん。
ココちゃんと同じHIVキャリアですが、2匹ともそんなこと忘れてしまうほど元気に幸せに暮らしています。
HIVは生涯発症しないケースもとても多く、実際にこのお宅の先代の2匹も発症せずに長生きしました。
キャリアを恐れずに迎えてくださる家族が増えることを願ってやみません。

NATURAL DOG LIFE では捕獲隊長の亀井さんとコチ丸の心の友であるミルクちゃんママにも元気な顔を見てもらって、ここでもまた購入した商品の倍ほどのおみやげをいただいて。
コチ丸はあちこち回ってきたのでちょっと疲れ気味ではありましたが、それでもうれしそうにしっぽを振っておやつをもらっていました。

1年ぶりでも緑濃い美しい景色はまったく変わっていませんでした。でも変わったこともありました。
コチ丸を庭で保護させてくださったお家。早朝や深夜の出入りにもイヤな顔ひとつ見せず、電気も水道もトイレも何でも使っていいからねと言ってくださったお家。
外飼いのコロちゃんのお皿に飼い主さんがご飯を毎日山盛りに入れてくださり、それをコロちゃんが快く分けてくれたからコチ丸はここに通うようになって、最終的に連れて帰ることができました。

でも今回訪ねたお宅の庭からコロちゃんとコロちゃんのおうちは消えていました。
昨年の訪問の時ははしゃいで迎えてくれたコロちゃん。
コチ丸にやさしくしてくれて本当にありがとうね。安らかに。
カフェこやぎさんの美人(犬)四国犬アイちゃんもこの1年の間に亡くなっていました。

そういえば今回会った人達もそれぞれ、少しだけ小さくなっていたり、足がちょっと悪くなったりしていました。
私もまた1年分歳をとった。でもまだまだだ。なんて人間がちっちゃいことか。
↓ほら、こんなにもちっちゃい。

うまく言えないんだけど、私も1日1日を大事に重ねて、もっとやさしく強い心になって、なんの気負いも無くごく当たり前みたいに誰かに手を差し延べられるようになりたい。
コチ丸と私の心のホームタウンで、また初心にかえった秋の1日でした。

ご支援のお願いです。
東日本大震災以降、人のいなくなった地域に未だ置き去りのままの犬猫の保護や給餌にCACD Natsumint隊さんが通い始めてもう7年目。それぞれ家庭やお仕事を持ちながら、休日を返上しての6年半です。

動物は寒くても暑くてもお腹が空いても、人を恨んだりわが身の不幸を嘆いたりせずにただただ前を向いて今を生きていく。
そしてエンジンの音がすれば目を輝かせ、しっぽをふって人に駆け寄って行く。 なんて気高くてきれいな魂なんだろう。
だからこそボランティアの方々もどんなに疲れていても応えに行かずにはいられないのです。

7回目の寒い寒い冬がやって来ます。もしよかったらリストから1品、またはランチ代2~3日分を送ってあげてください。
詳細はこちらです。 → クリック

住宅街や団地群から少しだけ奥まったところにぽっかり出現する、低い山と竹藪に囲まれた、まさに「里」みたいな小さな集落。
コチ丸を探しに通っている時から、ここに足を踏み入れるたびに絵本や物語の中に迷い込んだような不思議な気持になりました。
もしかして、後で来てみたら跡形もなく消えていて、あそこは夢の中の場所だったのかと驚くような。

そして相変わらず訪ねる先々でいただくものが持ちきれなくなるという。
「あら~、元気?そこの畑でブルーベリーつんで行きなさいよ。最後のがまだついてるのよ。自然栽培だから甘くて味が濃いわよ。」
「来てくれるってわかってたら誰々さんも呼んでおけばよかった~。絶対喜ぶから。柿が取れたから持っていきなさい。じゃがいももあるわよ。はい、これちょっとだけど(山盛り)。」

みなさん顔を見るなりこんな感じで何かくれるのです。
そしてかがんでコチ丸をなで、「ほんとによかったねー。また来てくれてありがとう。」と笑顔で言ってくれる。
これがまた来ずにいられようか。

お昼ごはんはもちろん「カフェこやぎ」さんで自家栽培や地元の新鮮な野菜を生かしたおいしいご飯。
茗荷入りのお味噌汁、大豆とトマトのマリネ、山芋をハーブと炒めたもの、オクラの和え物、大根のお漬物、空芯菜の炒め物、モリンガソースの乗ったポークソテー・・・盛りだくさんひとつひとつの素材がすべておいしいのです。
あぁ、野菜!野菜ってなんておいしいのでしょう!

お店のマスコット、やぎのメルちゃんもいるお庭のテーブルでいただきます。
コチ丸もまるで家にいる時のようなくつろぎぶり。
こやぎさんでは現在保護子猫の里親さん募集中です。詳しくはこちらまで。 → クリック

これもご縁なのか、すぐ近くに我が家の卒業生のむーこ改めココちゃんが、暮らしています。
残念ながらこわがりな彼女はお家のどこかに隠れてしまって会えなかったのですが、お兄ちゃんのぐーちゃんがお相手してくれましたよ。

堂々としておっとりやさしいぐーちゃん。
ココちゃんと同じHIVキャリアですが、2匹ともそんなこと忘れてしまうほど元気に幸せに暮らしています。
HIVは生涯発症しないケースもとても多く、実際にこのお宅の先代の2匹も発症せずに長生きしました。
キャリアを恐れずに迎えてくださる家族が増えることを願ってやみません。

NATURAL DOG LIFE では捕獲隊長の亀井さんとコチ丸の心の友であるミルクちゃんママにも元気な顔を見てもらって、ここでもまた購入した商品の倍ほどのおみやげをいただいて。
コチ丸はあちこち回ってきたのでちょっと疲れ気味ではありましたが、それでもうれしそうにしっぽを振っておやつをもらっていました。

1年ぶりでも緑濃い美しい景色はまったく変わっていませんでした。でも変わったこともありました。
コチ丸を庭で保護させてくださったお家。早朝や深夜の出入りにもイヤな顔ひとつ見せず、電気も水道もトイレも何でも使っていいからねと言ってくださったお家。
外飼いのコロちゃんのお皿に飼い主さんがご飯を毎日山盛りに入れてくださり、それをコロちゃんが快く分けてくれたからコチ丸はここに通うようになって、最終的に連れて帰ることができました。

でも今回訪ねたお宅の庭からコロちゃんとコロちゃんのおうちは消えていました。
昨年の訪問の時ははしゃいで迎えてくれたコロちゃん。
コチ丸にやさしくしてくれて本当にありがとうね。安らかに。
カフェこやぎさんの美人(犬)四国犬アイちゃんもこの1年の間に亡くなっていました。

そういえば今回会った人達もそれぞれ、少しだけ小さくなっていたり、足がちょっと悪くなったりしていました。
私もまた1年分歳をとった。でもまだまだだ。なんて人間がちっちゃいことか。
↓ほら、こんなにもちっちゃい。

うまく言えないんだけど、私も1日1日を大事に重ねて、もっとやさしく強い心になって、なんの気負いも無くごく当たり前みたいに誰かに手を差し延べられるようになりたい。
コチ丸と私の心のホームタウンで、また初心にかえった秋の1日でした。

ご支援のお願いです。
東日本大震災以降、人のいなくなった地域に未だ置き去りのままの犬猫の保護や給餌にCACD Natsumint隊さんが通い始めてもう7年目。それぞれ家庭やお仕事を持ちながら、休日を返上しての6年半です。

動物は寒くても暑くてもお腹が空いても、人を恨んだりわが身の不幸を嘆いたりせずにただただ前を向いて今を生きていく。
そしてエンジンの音がすれば目を輝かせ、しっぽをふって人に駆け寄って行く。 なんて気高くてきれいな魂なんだろう。
だからこそボランティアの方々もどんなに疲れていても応えに行かずにはいられないのです。

7回目の寒い寒い冬がやって来ます。もしよかったらリストから1品、またはランチ代2~3日分を送ってあげてください。
詳細はこちらです。 → クリック
スポンサーサイト