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2016/10
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コチの海岸物語
コチ丸は放浪中に何度か、地面に伏せの姿勢で前足をゆったりとクロスして投げ出し、海の景色と匂いを楽しんでいたそうです。

コチ丸の心のお友達に教えてもらいました。そしてコチ丸が帰ってきたら、海に連れて行くと約束を交わしました。

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でも気付けば、あら、もう10月も終わり。暖かい日はそう幾日も無いでしょう。

なので急遽決行することにしました。行き先は葉山・逗子・鎌倉方面。

10代終わりから20台半ばぐらいまではちょくちょく行ってたけど、その後は足が遠のいていて、もんのすごくひさしぶり!

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第三京浜から横横(横浜横須賀)道路でびゅーんと、平日は渋滞も無く、あっという間で快適でした。

コチ丸は以前からそうですが、水には全然つかりたがりません。足が濡れるのもイヤ。でもおでかけは大好き!

うれし~いぃ!

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一緒に来るのは初めての海ですが、君は確かに一人きりで何度も眺めてたんだね。

みなとみらいや磯子や金沢あたりでも目撃されてるしね。藤沢もあったな!

最初に見せてやるという、第一子が生まれた父親のような夢はかなわずちょっとくやしい。

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波打ち際に来ると尻尾が下がって笑顔が消え、ぼくはこれ以上進みませんと踏ん張るコチ丸。

でも、夫が変なことを思いつきました。自分が先に進んでからワザと情けない声で「コッちゃんたすけてー!」と叫ぶのです。

するとコッちゃんは「父上!」と駆け寄ってしまうのですねー。足が濡れても。

忠犬の健気な心をもて遊ぶ男・・・もちろんちゃんとやめさせました。はい。

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ロングリードにしてもどこにも遊びに行かず、仕方ないので私の方が離れると一生懸命ついてきてしまう・・・。

若干ブルーなコチ丸のちょっと先で、ジャックラッセルがボールを追いかけてガンガン泳ぎまくっては岸に上がって、ごろごろごろーっ!と砂の上を転げまわっている姿の対比が実に興味深い光景でした。

でもコチ丸なりに覗き込んだり、

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ウトウトしたり(鼻に砂が付いてるよ。)、

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鼻をひくひくうごかして潮の香りを嗅いだり、夕暮れの空を眺めたりして楽しんでくれているように見えました。

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それと私は思いがけずバッタリ、昔の友達に四半世紀ぶりの再会をして、本当にびっくり!なつかしかったー。

彼女たちや、他にも地元の人達とあちこちで言葉を交わして気づいたことがあります。

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コチ丸の生い立ちのことを聞かれた時、いつものように「保護犬とはこれこれこういう・・・」という説明をする必要がどこでも一切無かったこと。すぐに「あぁ、レスキューやってるのね。」と話が早い。

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たまたま私が話した人達がそうだっただけなのかもしれないけど、「レスキュー」という言葉がむこうからすらっと出てくるし、必要以上に「えらいのねー!」みたいなことも言われない。

ごくごく普通のこととして話がそのまま進んでいくのがすごく心地よかった。

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さすがKDPさん(神奈川愛護センターの殺処分ゼロ達成に大きく貢献した保護団体)のお膝元。

粋だね~。湘南。

やっぱり海は最高。また来ようね。

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ココニャン一家の2017年カレンダーが販売開始しました。365日それぞれが卒業生たちの笑顔になっています。

送料込2,000円。売り上げは愛護センター収容犬猫の医療費や備品代などに充てられます。

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ココニャンさんは通常なら諦められてしまうような重症の子も諦めず、強い信念を持って平等に医療にかけています。

センターの冬は底冷えがひどく、 老犬や病気の子には特に厳しいものです。

もし良かったら1冊、ご協力お願いします。

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凱旋パレード
神社では本来は願い事ではなく日頃のお礼をするものだそうですが、ひっそりと木立に囲まれたその小さな神社で、私は毎日のように願い事をしていました。

コチ丸捜索大詰めの時期はほぼ毎日、広い横浜市北端の自宅から南端のこの地域に通って、張り込みや聞き込み、ポスター貼り、ビラ配り、ご近所へお侘びやお願いに回っていて、その際に立ち寄っていました。

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ただひとつだけ、無事でいてくれることだけを祈っていました。 そしてそれは叶えられました。

後から聞いたのですが、ここには山犬(狼)の神様が奉られているそうです。

そうか。コチ丸は自分が護ってもらえる場所をちゃんと選んで行ったのかもしれないね。

この前の週末、やっとお礼参りに行く事ができました。もちろんコチ丸も連れて。

それからお世話になったご近所のお宅を回って元気な顔を見ていただいたり、お気に入りと思われるスポットの数々を散歩しました。

ずっと自分のご飯を分けてくれていたやさしいワンちゃんにも再会できたし。

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すぐ近くに住むむーこ改めココちゃんにも会いに行きました~。

既に私のことは「誰?」という感じで近寄らせてはもらえなかったけど、それが今幸せな証拠。

代わりに先住のお兄ちゃん、幸せの703号室出身のぐーちゃんが堂々と同席してくださいましたよ。

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ぐーちゃん、とってもやさしいの。

私に警戒して部屋のすみっこにいるココちゃんのそばに何度も行って、やさしく励ましていました。

ありがとうね。ぐーちゃん。 愛すべきピンクのお鼻の君よ。

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捕獲から約3ヶ月、コチ丸が夕刻に景色を眺めてゆっくりしていたという情報がしばしばあった田んぼでは、もう金色の稲穂が頭をたれていました。

当時はまだ一面に水が満ちていて、背の低い苗が並んでいました。その間を小さなカモがすいすい泳いでいるのを穏やかに眺めていたそうです。

でも「カモがよちよち近づいて来たら逃げてたよ。コチ丸。」という情報もいただいたっけ。

隣に並んで、コチ丸が見ているのと同じ景色を眺めてみました。

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街中からちょっと進むといきなりその牧歌的な風景がぽっかり広がっているのです。なんだか現実感が無くて、いつか見た夢みたいなその地域は、すぐにでも住みたいくらい素敵な所です。

さらにコチ丸は、きっと本当に水が合うのでしょうね。表情がいつもより生き生きして、それはそれは楽しそうに歩いていました。

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お腹が空いたので、これもまた多大にお世話になったカフェこやぎさんでランチを。

ハルちゃんママをはじめご近所のなつかしい方々が入れ替わり立ち替わり会いに来てくださり、話が尽きませんでした。

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そして大恩人の捕獲隊長、亀井ご夫妻のお店ナチュラルドッグライフに行き、そこでもなつかしい方々に迎えていただきました。

大勢の人に会ったコチ丸、最後はさすがにちょっと疲れたみたいで、彼の心の友であるミルクちゃんママの足を枕にうとうと。

あちこちでコチ丸に、そして人間にまでいただきものをして、最終的には持って行った量の倍のお土産を手に家路につくという。

何しに行ったんだ???

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改めて心底思いました。この日会えた人達だけでなく、捜索に参加、応援してくださったすべての方々に。

私だけの力では到底成し得ませんでした。

驚くほどたくさんの方が、しかもその大半はコチ丸に会ったことすらないのに、差しのべてくださった温かい手。

それが集まってコチ丸は戻ってくる事ができました。

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今この足元で、ぐうぐう眠っているのんきな寝顔を眺められるのは、みなさんひとりひとりのおかげです。

コチ丸はおそらく生まれた時からずっと、可愛がられたことなどない生い立ちを持つ子です。

でもこの半年ほどで、そんなの全部取り戻すくらい、あるいはそれ以上のお気持ちをみなさんからいただきました。

助けてくださって、本当にありがとうございました。

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来る10月8日(土)はCAFE OREOにてPEACE TAILSの譲渡会です。

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保護後に妊娠が発覚したぶん子が無事に出産した4兄弟の子犬もデビュー予定です。

詳しくはこちらをご覧ください。 → PEACE TAILS


プロフィール

lohamakegu

Author:lohamakegu
犬猫の預かりと里親探しボランティアをしています。

現在募集中の子:今はいません。

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