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2016/05
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目には見えないもの
GWは良いお天気続きでしたね。コチ丸が里親様宅より逸走してから今日で4ヶ月になります。

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真冬だった季節ももう夏に近くなって、蚊の姿もちらほら見られ、まだ治療中だったフィラリアのことがずっと頭を占めています。

ノミダニや皮膚病、乾き、栄養失調など心配するとキリが無いですが、家の中で心配だけしていても仕方ありませんからとにかく捜索に出歩いていました。

最終日の8日は横浜市港南区の日野公園墓地という、一つの町のように広大な墓地に行きました。

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管理事務所の前まで行くと、すでに捜索ポスターをコピーまでして周辺の複数の場所に貼ってくださっているのを見つけました。

入って行ってお礼を言うと、ひとりの職員さんが「あっ、あの子どうした?まだ見つからないの?俺んちも犬いるから気持ちわかるんだよ。」とおっしゃり、その場にいらした全員の方が本当にご親切に対応してくださいました。

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敷地には出入口がいくつもあって、その中の一つを出てしばらく歩くと美しい草花とシックな犬のオブジェのある門の奥にポーチと白壁のかっこいい建物があるのが見えました。

良く見るとドッグフード専門店のようです。入って行って声をかけるとオーナーさんが出ていらっしゃいました。

なんて言うんだろう、姿の堂々としたかっこよさのみならず、人を惹きつけるパワーを尋常じゃなく放っている方だと感じました。

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犬の性質や地域の地理事情などについてたくさん教えていただき、気が付いたら2時間が経過していました。お客でもないのに。

ものすごく親切にしてくださったのですが、それがまるで気負った感じでなく、当たり前のようにふつーに「だって自分が楽しいから」みたいな感じで分け与えてくださいました。

国産のドッグフードや手作りのおやつ、厳選されたシャンプーなどが並ぶ店内は居心地良きウッディーな空間で、天井の梁やファンがかっこよく、大きな窓の外はあふれる光と緑。

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(お店のサイトより写真お借りしました。)

通販も手掛けていらっしゃり、こんなに素敵なのに実店舗が開いているのは金曜日と日曜日の午後だけだそうです。

愛犬のアレルギー皮膚疾患などの悩みをお持ちの飼い主さん、愛犬に元気で長生きしてほしい飼い主さん、よかったらお店のサイトを覗いてみてください。→ Natural Dog Life

そしてもう一つ出会いがありました。

そろそろ失礼しなくてはという頃に来店されたのは長年のお客さんだという穏やかで思慮深い感じの若い男性でした。

静かな話し方の中にオーナーさんとは別の意味での強いパワー、研ぎ澄まされた集中力のようなものを秘めた方で、捜索に関していくつかのヒントをくださいました。

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うまく説明できないのですが、今までほとんど考えたことがなかったものやあまり信じていなかったもの、そういうものがこの世にはきっと本当はたくさん存在しているんだということを実感した貴重な出会いでした。

そうこうしていると陽が傾いてきて、もう1ヶ所立ち寄りたい場所があった私はお二方にお礼を言ってお店を辞去しました。

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コチ丸関連の現状がこれで変わったわけじゃない。でもお店を出て歩き出すと、なんだか視界がクリアになったような不思議な感じがしました。

上手な整体の先生に目のツボをしっかりケアしてもらった後のような感じ。

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40分ほど歩いて現地に着くと、先ほどの男性がいました。バイクでいらしたので先に着いたんですね。

でも私が行きたかった場所にあまりにピンポイントで立っていらしたのでびっくりしました。

そしてあたりを歩いて地元の農家のおじいさんとかに聞き込みまでしてくれていたのです。

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どうしてそんなにご親切にしてくれるのか思わず聞きました。答えは

「だって犬が大好きですから。」

そしてもうひとつ。ご自身が以前あることが原因でとてもつらい孤独な時期を過ごしたことがあったから、今は逆に窮地にいる人、本気の人を見ると何かしてあげたいし、せずにはいられないと。

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コチ丸に会えないままGWは終わってしまったけれど、週に2回、短時間しかオープンしないお店で、めったに来るわけではない人に会えたご縁の不思議さも含めてその日の出来事すべてに視線を少し上向きに修正してもらったような思いがしました。

これから先まだまだ、もしかしたら今までよりもっと険しい道が続くかもしれない。

でもこれまで各所でたくさんの方が手を差し伸べてくださったおかげで持ちこたえられています。

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コチ丸の身体のことを考えると急がなくてはならないことはもちろんいつもいつも念頭にあります。

今後も力を尽くしますので、どうか今しばらくご辛抱とご協力のほどをお願い申し上げます。

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緑のカフェとケンと水(すい)
最近のコチ丸は横浜市港南区は野庭町から目撃情報がよく入るので、私は休みの度に通って、ぐるぐる歩き回っていますが、横浜とは思えないようなのどかな野山の中に美しいお庭のカフェを発見しました。

玄関で「犬を探しています。」と言ったら、オーナーさんご夫妻とそのお母様も、ご家族全員が即座にお庭に出てきて、店内、広いお庭の中と外、計3枚もポスターを貼ってくださり、真剣に話を聴いてくださいました。

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後日お礼のコメントを書こうとブログを拝見したところ、コチ丸捜索の記事がアップされており、そのやさしいお気持ちに胸が一杯になりました。

その後ポスターの予備をご所望いただきましたが、その理由がまたいい。

「ヤギがかじってしまった。」

童謡のようで、なんだかにっこりしてしまいますよね。

カフェこやぎさん。どれもこれもおいしそうなうえに良心あふれる価格設定のお料理やスイーツ。心安らぐパラソルの日陰と緑の香りの風そよぐ美しいお庭と動物たち。

そして温かいオーナーさんご一家。ご親切にしてくださり、本当にありがとうございました。

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2月に一気に容体が悪化したケンですが、回復はせずとも小康を保っています。(写真はどれも以前のものです。)

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抱っこするたび、そのあまりの軽さに胸がズキンとしますが、普通に家の中を歩けるようになりました。

食欲は全く無いので濾したウエットの療養食に栄養剤を混ぜてシリンジで食べさせています。それから薬とサプリも無理やり。

朝晩皮下輸液もしますが、針を刺すのがどうしてもあまり上手になれず、たまに痛い思いをさせてしまいます。

輸液はただの気休めという説もありますが、ケンの場合は少なからず症状緩和になっているように見えます。

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昨夜はうれしいことがありました。

まだカリカリが食べられた頃にいつも使っていた食事テーブルのところに歩いて行って、何かを探すようなそぶりをしたので、あっ!と思って急いで器を出して療養食のカリカリを少し入れてみました。

そうしたらちょっと匂いを嗅いでから一粒口に入れてくれたのです。

噛み方も忘れてしまったのか上手に食べられなくて、咀嚼してないうちに口から丸ごと落ちてしまいました。

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だけど「自分で口に入れて噛む」という気力があっただけで私はうれしくてうれしくて「エラいねえ。すごいねえ。」と本気でたくさん褒めました。

するとケンは顔を上向けて得意そうな顔をして、もう一粒口に入れました。でもまた落ちる。

それを何度か繰り返して、その後は興味を失ったようで毛づくろいを始めました。

結局全部零れ落ちてしまって本当に食べられたのは一粒も無かったけれど、ああ、でもうれしかったなあ。どれぐらいぶりかなあ。

悲しく軽い身体を抱っこして、その後もずっと褒めていました。

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水も元気です。ケンとは逆によく食べてよく寝て、今では我が家一番のふっくらさんになっています。

小柄なので目立ちませんが、少なくとも華奢という言う言葉はもう似あわない。

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でも星のまたたく瞳はますますきれいで、それにぴったり似合うバラの蕾の首輪をつけています。

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水のツンデレは一流です。普段は声をかけてもロクに振り向きもしないのですが、どういうわけか私が椅子に腰かけている時だけ真下にやってきてこちらの顔をまっすぐ見上げ、「な?な?」と鳴きます。

そして伸び上って両前足を椅子に掛けて、引き続き見つめながらちょっとおしゃべりして、その内ぴょんと乗ってきます。

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乗ったら鳴くのはやめて、私の後ろにぴたっとくっついてじっとしているのですが、時々そのかわいい肉球で私の背中をそっとノックしてナデナデをせがみます。

にゃーにゃー!なでてー!とかじゃなくて、黙って控えめにそっとトントン。これを無視できる方がいたらお会いしたいです。

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コチ丸がいなくなってからの私ははっきり言って四六時中悲しい。

大きく広がっている悲しさの上から脱出できず、その土台の上で時々必死で対人モードに切り替えて普通に笑ったりしゃべったりして生活している感じで、健全なオーラはまるで出ていないと思います。

そんなどんよりした私を嫌わずにくっついて甘えてくれる子達がいてくれて、どれだけ救われているかわかりません。でも本当は彼らにはのほほんと気ままに生きてほしい。

心折れることが続こうがなんだろうが、元をたどれば自分の選択の結果ですから、もっと泰然とどっしり構えていたいものですが、なかなか上手に切り替えできないダメな母ちゃんでごめん、みんな。でもがんばるからね。

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lohamakegu

Author:lohamakegu
犬猫の預かりと里親探しボランティアをしています。

現在募集中の子: サン太

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