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2014/07
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殺処分ゼロの裏で
「神奈川県動物保護センターと川崎市動物愛護センターで、2013年度に行われた犬の殺処分がゼロだった。それぞれ1972年と74年に開設されて以来初となる。」

県知事は今後も持続するよう取り組むことを宣言しています。これはもちろんすごいことです。以前の私だったらただ喜んだでしょう。でもその裏にはたくさんの問題が山積みです。

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・猫は全然ゼロなんかじゃなく、大量に処分されていること。平成24年の資料しか見つけられなかったのですが、全国で犬が38,447頭、猫は123,400匹。猫は犬の3倍以上。その内まだ仔猫だった子は75,474匹です。

・殺処分ゼロ=収容ゼロではない。殺されていないだけであって、過酷な環境に置かれている子はまだまだたくさんいること。

・処分を防ぐために入りきらない子を引き受けて、常にキャパシティオーバーの状態で暮らし続けなくてはならない、たくさんのシェルターやボランティアの方々がいること。

・ゼロを強化する地域なら捨てた子が殺されない、罪の意識が軽減されて自分の気持ちが楽という考えで、わざわざ神奈川に捨てに来る人が増えるであろうこと。

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もちろん殺処分は反対です。でも殺処分だけをゼロにするのは無理がある。元を断たなければ捨てられる子は減らず、現場で努力する人々の負担はますます増えるばかりではないでしょうか。

行政は、もっとペットショップやブリーダー、ペットを飼い始めようとする人々の指導・啓蒙・取り締まりに力を入れる必要があるのではないかと私は考えます。

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私たちにもできることはいろいろあります。

例えば、野良猫や地域猫を見かけたらまず耳を見てみてください。一般には意外と知られていないのですが、その猫の耳の先が小さく切ってあったら、それは「去勢・避妊手術をしています」という印です。

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そうでない子にご飯をあげるなら、ちょっと考えてみてください。その子はどうにか生き延びて、シーズンになったら交尾をし、仔猫が生まれます。その子たちの多くは過酷な環境の中で苦しい思いや恐い思いをして死にます。または収容されて殺処分です。

生き延びた子は、また上記の繰り返しで増えていくことになります。それを念頭に置いた上で行動していただきたく思います。

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目の前の子がお腹を空かせていると、黙って見ていられない気持ちは本当によくわかります。でもその優しい気持ちでもっと先まで想像してみてあげることも必要だと思っています。

ちなみに興味があってもどうしたらいいかわからないというご質問があったので参考のために書きますが、避妊去勢は地域によっては行政が費用を援助してくれますし、動物病院でも割り引いてくれる所があります。捕獲器も借りられます。

おうちでは引き取れない状況でも、TNRと言って、手術後の経過を見てから元の場所に戻すという方法もあります。それが先ほどの耳に切り込みが入っている猫たちです。

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オスだったらちょっとだけ高めな1回の飲み代ぐらいの費用です。それでも捕獲器とか聞くとハードル高いんだろうな~やっぱり。でももしひとりが1匹だけでもやったらすごい数になるのにな!

で、元の話をしておいてまた現場の話ですが、仔猫の譲渡会が開催されます!ボランティアの皆さんが大切に育てた、かわいい子達が参加します。よかったらぜひ会いにいらしてください。

詳細はこちらです!
http://ameblo.jp/coconyanikkanoenmusubi/entry-11902532625.html

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プロフィール

lohamakegu

Author:lohamakegu
ボランティアで犬猫の保護と譲渡をしています。

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