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橙だより
先日、橙の里親さんがメールをくださいました。

とてもうれしく楽しい内容で、これだけでブログ1回分になってしまうほどの力作です。

一部を、というかほぼ全部に近いのですが、橙を応援してくださった皆様にぜひご紹介させてください。

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「橙、元気です!

相変わらずご飯はもりもり食べるし、トイレも毎日2回出て、水もばっちり飲んでます。

場所にもヒトにもすっかり慣れている様子で、我が家の生活リズムも覚えているようです。

橙が家族になってまだ1ヶ月ちょっとしか経っていないことに違和感を覚えるくらい、普通に自然にうちにいます

毎日かわいいです!

オトナ2人コドモ1人の家族に橙が加わってくれたことで、家族内にいい意味でちょっとした「間」ができました。

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散歩の途中で1つだけ咲いている花を見つけたとか、日陰はまだまだ寒いけど日向にいると暖かさを感じるとか、そんな風に毎日の中で「ちょびっと立ち止まってニコっとできる何か」になってくれているように思います。

日中はリビングでもフリーになりました。

誤食されそうなモノは全て仕舞って、出しておかない方式です。

今までのところ、想定してなかったようないたずらは全くされていません。

橙、いいコです。

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ただ、1ヶ月を過ぎたころから、猫部屋の障子紙が破れるものだと気づかれてしまって。

爪とぎをするみたいにカリカリカリカリ。

一枠分ずつだんだん部屋の日当たりが良くなってきています。

でもこれは想定内♪

そのうち破れにくい障子紙に変えるつもりです。

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今では主人にも慣れて、仕事から帰ってくると「撫でてー♪」と挨拶するようになりました。

娘のことは、たぶん姉妹猫のように思っているみたい。

ほぼ警戒しておらず、遊ぼうコールは娘に発動することがほとんどです。

夕食のあと寝るまでの時間は、娘の定位置である座椅子に割り込んで並んで座り、うとうとのんびりするのが日課になっています。

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お腹すいたコールは私に。

「トイレ掃除してー」のお知らせも私にします。

毎日2回くらい、膝に乗せて撫で撫でマッサージブラッシングタイムを作っていて、その間はずっとゴロゴロナオナオ気持ちよさそうに、お腹も見せてくれます。

やや急な動きで触ろうとするとまだかわされたりもしますが、まだまだ1ヶ月ちょっとの付き合い。

これからずっと一緒なのだから、少しずつゆっくり不安を取り除いていきます。」

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こんなメールでした。

うれしいです。

ああ~!とってもうれしいです!

お嬢さんと橙が一つの座椅子に世にも愛らしくおさまっているところをちょくちょく想像してはニヤニヤ笑う仮母なのでした。


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言い訳ふたつ
ブログアップの間が少し空いてしまいました。

理由は2つ。

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1つ目。友人がネットショップをもうすぐ開店するので、その準備を手伝っています。

ハンドメイドのねこ首輪をはじめとした猫モチーフのグッズショップです。

収益の一部を犬猫愛護団体や個人の方に継続的に寄付してくれることになったので、私もできることは全面的に手伝っていきます。

オープンの際にはまたご紹介しますので、もし気に入った商品があれば、ぜひご利用ください。

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もう1つの理由。

ここのところ柊の写真を撮れるチャンスが著しく減ったのです。

それはなぜか。

真下すぎるから~!

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大方は私の足にぴったりくっついているから、頭しか撮れないのです。

そして私の手にゴチンと頭突きして、ナデナデをおねだりします。

その間ずっとのどはゴーロゴーロゴーロ。

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でもここで調子にのって撫で回してはなりません。

まだ時々予想のつかないタイミングでパンチが飛んできますから。

ただ、そのパンチからは以前のような悲壮感は無くなりました。

どちらかというと「その撫で方(またはポイント)はちがう」というお叱りのような感じです。

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相変わらずねぐらの中だけは彼女の大事な場所らしく、手を入れたら依然としてパンチです。

この間、部屋のお掃除中のドサクサにまぎれて、またマコがねぐらの奥を占拠してしまいました。

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柊はまた出口付近に遠慮がちに入って小さくなっています。

かわいそうにー。まっててね。柊。

「まこ!だめよ。出なさい。」

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引っ張り出そうと手をつっこんだとたん恐い顔してパンチ!

まこがじゃありません。

柊が!

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なによ~。仮かあちゃん、柊のためにやったのに!

というわけでいつなんどきも、いかなる理由があっても、柊がねぐらにいる時はお邪魔禁止となっております。

現在までのところは。

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とはいえ、以前はねぐらの中なのにくつろいだ様子さえ見せてくれることはありませんでした。

今はこんな具合です。

のびのびごろーんとして見せてくれます。

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暗いので画像が汚くてすみません。

手術の時に剃った毛がまだ生え揃っていないピンクのお腹がやわらかそうです。

ここで触ったらパンチだけど。

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もう傷もまるで目立たなくなりました。

よかった。

さあ、寝顔披露までもう一息か!?

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ご支援のお願いです。

東日本大震災以降、人のいなくなった地域に未だ置き去りのままの犬猫の保護や給餌にCACD Natsumint隊さんが通い始めてもうすぐ8年。それぞれ家庭やお仕事を持ちながら、休日を返上しての8年です。

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動物は寒くても暑くてもお腹が空いても、人を恨んだりわが身の不幸を嘆いたりせずにただただ前を向いて今を生きていく。

そしてエンジンの音がすれば目を輝かせ、しっぽをふって人に駆け寄って行く。なんて気高くてきれいな魂なんだろう。

だからこそボランティアの方々もどんなに疲れていても応えに行かずにはいられないのです。

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7回目の凍える冬は雪深く、ただでさえ追いつめられている子達は必死で生き抜いています。

もしよかったらリストから1品、またはランチ代数日分を送ってあげてください。

詳細はこちらです。 → クリック


連なる足跡
柊は保護したばかりの頃はいつも鳴いていました。

外の世界からいきなり見たこともない小さな部屋に閉じ込められて、何がなんだか、どうしたらいいかわからず、不安で不安で鳴いていました。

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でも、ただただ混乱ばかりだったその時期はほぼ過ぎたようです。

ようやく彼女の本来の性質が徐々に見え始めてきたところ。

まずわかったことは、彼女はどうやら寂しがり屋らしいということ。

基本的に誰かの傍にいる方が落ち着くみたいです。

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ただし在宅時間の短い夫にはまだ慣れていなくて、今のところは私だけです。またはコチ丸。

保護部屋の外に人の気配を感じると「にゃーんにゃーん」と呼びます。

こちらは働く主婦ですから必ずご要望に添えるわけではありませんが、できる限り顔を見に行きます。

「鳴く→思い通りになる」というパターンを避けるためにも、100%は応えないことは共同生活をしていく上で有効かもしれません。

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ドアを開けると「待ってたのー」と迎えてくれます。

あらうれしい♪

そして私の足元に体をスリスリして、手に「撫でて~」と頭を押し付けてきます。

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耳の後ろや背中を撫でてあげると喉をゴロゴロ鳴らします。

そして私の顔を見上げて、かわいい声で「にゃーにゃー」とおしゃべりしてくれます。

たまには目の前にゴローンと寝転んでくれる時だってあります。

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でもそれとは裏腹に、時々はっとしたように飛びのいて、悲壮感すら漂う真剣な様子で私の手を両前足で一回ずつパンチします。

「いけない!信じちゃいけない!」と思い出したかのように。

口をキュッと閉じて、目を哀しく見開いて。

2つの心情の間をまだ行ったり来たりしているのでしょう。

そんな様子からは外の世界でどれだけ恐い思いやつらい思いをしてきたかを連想させられます。

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まだ1歳ぐらい、もっといっていたとしてもせいぜい2歳以下の女の子。

ひとりぼっちになってからはどれぐらい経っていたんだろうね。

よくがんばってきたねえ。柊。

えらかったね。

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でも私はあえてなぐさめず「柊、痛いよ。」と言って、ごく普通の平気な顔でそのまま座っています。

柊は自分がパンチしたことに自分でちょっとショックを受けてしまうのか、しばらくは少し離れてしゅんとしています。

でもすぐに元に戻ってまた足元にやって来るので「いい子だね」と撫でます。

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近頃は自分の名前を認識していて、呼ぶと近くに来てくれるようになりました。

かと思えば、そばで安心してくつろげるところまではまだいかなくて、ちょっとした動きや動作ひとつで逃げていくこともあり。

もしかしたら新しいおうちに行っても、なじむまでに少し時間がかかってしまうかもしれません。

けれど私の知る限りではそういう子ほど、なじんだ後はより深い信頼と絆が生まれるものです。

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共に成長してきた一歩一歩にはそのたび感動が伴なうし、後になって一緒に振り返ったら、そこには人間と肉球の二人三脚の足跡がずっと向こうの方まで連なっていることでしょう。

そのそれぞれ全部が大切な思い出に彩られているなんて。

いいなあ。

柊。そのとまどいや葛藤もまるごと受け止めてくれて、大らかな気持ちと長い目で見守ってくれる家族に出会えるといいね。

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保護部屋の中
我が家の保護部屋は本来納戸なので、収納用の家具や引出しがいくつかあります。どれも1mから1m20cmほどの高さです。

柊が寝床兼隠れ場所として使っている犬用クレートは最初は床に置いていましたが、高い場所の方が落ち着くようなので、棚の上に移動しました。

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食事もやはり高い場所の方が安心してできるみたいなので、隣り合った別の棚の上にご飯とお水セットを移動しました。

ご飯用テーブルはちょっと場所を取り過ぎて置けないので、棚の上に食器直置きで、高さ的には少々食べにくいかもしれないけど、まあ当面は安心重視で。

床に設置してあるご飯テーブルにももう一つお水を置いておきます。

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あとはパネルヒーターとキャンプ用の低い椅子。

普段はフローリングですが、保護っ子がいる時は防寒と防音のために簡易的なカーペットを敷きます。

特に決まったレイアウトや設備はなく、その時にいる子の性格によって変わります。

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最初のうちはその子の行動を見ながら、引いたり足したり動かしたりして、できるだけその子が過ごしやすいように、かつ家に馴れていきやすいように調整していきます。

普段納戸に詰め込んである荷物の一部はリビングに移動するしかないので(来客の時はさらにまた移動して寝室に詰め込む)、レギュラーメンバーは普段より少しばかり窮屈に過ごしていたりします。

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私は時間ができると、自分用の飲み物とか本とか葉書とかノートとかを持って、ちょこちょこ保護部屋に出張します。

そしてあえて柊にはちょっかいを出さずに、ただキャンプ椅子に座って自分の用事をしています。

柊もただクレートに隠れています。

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たまに覗き込んで礼儀を欠いたやり方で手を入れるとパンチされます。

でもちゅーるを持っていたら、こわごわだけどしっかり食べます。

いや、こわごわじゃない。

その時だけ積極的。

おーい、近い近い!!

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毎日訪問を繰り返していると、そのうち私が座るとクレートから出て、棚の上から降りてくるようになりました。

そして今では私の足元に体をすりつけ、頭を「撫でて」と押し付けてきます。

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でもだからと言って、まだ完全に身を任せるわけではなくて、私がやや急に動いたりすると飛びのくか、とっさにパンチが出てしまう時もあります。

それから、ご飯の時間になっても最初は私が見ている前では食べませんでしたが、今は食べるようになりました。

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卒業生たちの大半は馴れるまでの間、ナデナデはまだダメだけど、自分の寝床(一番リラックスできる場所)にいる時だけはOKというパターンでした。

でも柊は逆。

寝床には手を入れないでちょうだい。でも仮かあちゃんが来たら下に降りて行くから、そうしたらいっぱいナデナデしてね。

だそうです。

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骨格が健康的で、どちらかというと大柄な方ですが、中身は恐がりの1歳(推定)、まだ子供。

動きはちょこまかしていて、私の足元に体のサイドをすりすりーっとすりつけながら、最後にツヤツヤの美しいシッポをくるんと巻きつけるみたいにして通り過ぎて行き、また8の字を描くように戻って来る、を繰り返しています。

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パネルヒーターにちゅーるをしばらく乗せて温めてからあげると大喜びでやって来て、なめるを通り越してまるで飲み物のようにゴクゴク飲んで食べています。

まだ日によって一進一退だったりしますが、トータルで言うと距離は縮まっています。

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保護から3週間半。不安でいっぱいになる時もまだあるのでしょう。

ひとりで「にゃーんにゃーん」と鳴いていることもありますが、彼女はニャン生の大きな変化を受け入れていこうと一生懸命がんばっています。

そしてこちらをふと見上げてくれる時、その瞳の中にほんのわずかに「信頼」らしきものが見えてきた

・・・ような。

気のせいかな。

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よんなーよんなー
柊はどういうわけかコチ丸に絶大な信頼を置いていて、コチ丸の姿を見ると急いで駆け寄り、ずっとぴったりくっついて離れません。

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ただ残念ながらコチ丸はそれが好きじゃなくて、しばらくはガマンしてくれますが、最終的には唸ってしまうので、当面は近づけないことにしました。

コチ丸にもストレスだし、柊も犬猫にばかりいってしまうと人間に心を開くのが遅れて家庭内野良への可能性があがってしまう。

まずは人間と仲良くなっていただかなくては。

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そしてこの柊ちゃん、逆に猫とは仲良くしたがりません。

マコが最初に近づいて行った時、いきなり先制パンチをくらわしていました。

それはもういっぱいいっぱいの必死なかんじで。

柊は元々強気な感じの子ではありません。

むしろどちらかというと気の弱いタイプだと思います。

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きっとお外で苦労してきたのでしょう。

サバイバル能力の高い猫たちに追い立てられたり食べ物を横取りされたりして、でもどうしても必要な時は必死のパンチで身をまもってきたんじゃないかな。

だからもしかしたら他の猫を見たらまず「私しっかりしなきゃ!戦わなきゃ!」と思ってしまうのかもしれない。

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こういう時はケンの出番だったんだよな~。ケン。

堂々悠々としていて、威嚇されようがパンチされようがまったく意に介さず、平常心のまま相手の寝床に潜り込んじゃったりして、怒っていた相手も気をそがれ、その内あきらめて受け入れられるという稀有なタイプでした。

マコはまだケンの1/3も生きていないし、そこまで腹が据わっていないので、やられたらやり返します。

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最初の対面でいきなり柊がパンチして逃げ去り、マコはその場でしばし唖然としていましたが、その後の展開に笑ってしまいました。

我に返ってから怒りがこみ上げたらしいマコは、猛然と柊のいる所に行き、1発パンチし返して戻って来ました。

そのまま大ゲンカに突入するでもなく、わざわざ出向いて行って1発だけお返しして逃げ戻ってくるところが、人間の子供の意地の張り合いみたいで。

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その後も少しずつマコを部屋に入れてはいますが、今のところ仲良くなる傾向は見られませんね。

昨日は、私がちょっと用事をしている間にマコが柊のふっかふかベッドの奥を「俺の場所だぜ!」と占拠していました。

柊はかわいそうに入口前に小さくなって座り、でも逃げ出さずにがんばっていますが、眠くなってきたのでしょう、だんだん瞼が重くなってきました。

私は、もしかしたらこのままなしくずしに猫団子いけるか!?としばらく様子を見ることにしました。

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柊はお座りが辛くなり、伏せの状態になりました。

でもそのスペースでは窮屈すぎるので、もうちょっと奥側のマコの方へ体重を移動しようとしましたが、その時点でマコはもうパンチの構えをしています。

あー、ムリか。

マコをひっぱり出し、その隙に柊は寝床を取り戻しました。

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ここは柊の場所で「誰にも取られないし、安心していい」ということがもうちょっと定着するまではマコも出入り禁止かな。

でもマコは柊に先制攻撃される前はあまり警戒しているように見えなかったし、柊ももうちょっと我が家で安心できるようになって気持に余裕ができたら、また関係性も変わってくるかもしれません。

2匹ともその日最初に向き合う感じが、そんなに敵対意識を持っているようには見えません。

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距離がつまると「やられる前にやらねば!」みたいになっちゃうけど、「顔を見たとたん拒絶反応!」という風でもないので、時間が経てばいけるんじゃないかな。たぶんだけど。

柊は、世の中がいじめっ子だらけなわけじゃないということを知って、「恐いもの」を減らして、もっと楽ちんに生きていけるようにならなきゃね。

まああせることはない。

よんなーよんなー(沖縄の言葉で「ゆっくりゆっくり」)よ。

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プロフィール

lohamakegu

Author:lohamakegu
犬猫の預かりと里親探しボランティアをしています。

現在募集中の子:柊(ひいらぎ)

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