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2016/08
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コチ丸と卒業生たち、そして兄妹子猫。
コチ丸は穏やかに毎日を過ごし、散歩とごはんと昼寝を楽しんでいます。

相変わらず優しくて、ベッドだって猫に貸してあげちゃったりします。

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逆に以前はタレ気味だったシッポが、巻き尾になって戻って来ました。

自信がついて心が強くなったのかな。

堂々と立てたシッポを揺らしながら、弾むように歩いていきます。

でも歩きながら大きな笑顔で何度も何度も見上げてくれるのは変わっていません。

特に登り階段などは踊り場のたびにニコニコ視線を交し合いながら、朝のまだ涼しい空気や夕暮れの風の中を歩いています。

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卒業生たちの新しい写真をいくつかいただいているのでご紹介させてください。みんな元気に幸せにしています。


むーこ改めココちゃん。相変わらずのかわいさ全開です。元気いっぱいの遊び好きはそのまま。

いつもあれこれ遊び道具を模索しているそうです。先住のぐーちゃんとも仲良しです。

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フィット。なんだかお兄ちゃんらしくなりました。でも中身は無邪気なまま。

家中走り回って、その独特の天然キャラでご家族に笑いを振りまいているそうです。

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グリム改めポチ丸。この笑顔を見たら何も言うことはありませんね。

ちなみにお尻に丸がつく名前は、必ず家に帰ってくるという意味があるそうです。ポチ丸にあやかって、コチ丸にしておいて良かった・・・。

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メイとなごみ。内気で怖がりだったメイは、今ではお散歩大好き。

なごみばあちゃんは元々看取りも視野に入れて引き取ってくださいましたが、今も元気に犬生謳歌しています。

だいぶ顔が白くなり、疲れやすくなったようですが、ご家族で手分けしてゆっくりゆっくりお散歩してくださっています。

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1号2号3号は保護時が仔猫だったので外見が変わりました。

もちろん面影はそのまま、かわいさは倍ですが、成長を楽しむために保護時の写真も並べてみましょう。


1号、現在はあずきちゃん。利発でちゃきちゃき活発。聡明で素直。

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2号、現在はディノ。無邪気で好奇心旺盛。人懐っこく、くいしんぼ。

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3号、現在はコスタ。ちょっと内気。やさしくて控えめ。おっとり天然系の愛すべき性質。

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この兄弟はかなり大きくなる血筋だったようで、どの子もすくすく6kgを超えています。

そしてみんな毛並みつやつやのお目目きらきらで、大切にしていただいているのが伝わってきます。

コチ丸捜索中は、不思議と殆どの里親さんのお宅やお勤め先のすぐ近所で目撃が複数ありました。

その際は親身にご協力や励ましをいただいて、心から感謝しています。

本当にありがとうございました。


もう一つお知らせです。同じく捜索に多大なご協力をくださった恩人がいます。

それまでお会いした事すら無かったのに捜索参加をお申し出くださり、お休みの度にポスター張りなどで長距離を歩いてくださいました。5ヶ月もの間ずっと。電車を乗り継いで遠くからいらして。

ご自身も犬と保護猫の親子とお暮らしですが、この度、道端で弱っていた仔猫の兄妹を保護されました。

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愛情込めて治療とお世話を施し、地元の保護団体さんのアドバイスを受けながら初めての里親さん募集をがんばっておられます。

その勇気に敬意をおくります。

仔猫たちは今はもう元気一杯。お腹いっぱい食べて、コロコロ遊んで、遊び疲れたら天使の顔で眠って、毎日成長しています。

保護主さんからのメッセージです。

「7月の初めに保護しました。現在生後10週ぐらいで、もうすぐ1回目のワクチンの予定です。

保護時は風邪のため眼がふさがって膿が出ており、背骨も浮き出てるほど痩せていましたが、通院して今はすごく元気になりました。

八割れちゃんは 男の子でメメちゃん。

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白黒ちゃんは 女の子でモモちゃん。

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2匹とも人によく慣れています。2匹でよく遊び、食べ、眠る の毎日です。

勝手なお願いですが、出来るなら2匹一緒に迎えて頂ける方を希望したいです。」

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私はつねづね、猫は1匹よりも2匹と暮らすのが一番楽チンかつ楽しいと思っています。

マンツーニャンよりも猫と人間の互いへの依存度がちょうど良い感じになりますし、なおかつ兄弟姉妹なら猫同士の相性は心配無用でベスト。さらに雄と雌の組み合わせはそれぞれの性別の良いところをより楽しめます。

第一、こんなに心優しい保護主さんのお宅で愛しんで育ててもらっている子達が良い子にならないはずがあろうか。

もしも会ってみたいと思われる方がいらっしゃいましたらこちらまでお問い合わせをお願いします。→ 清川しっぽ村

それではみな様、コチ丸の部屋からごきげんよう。

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なんでもない日
少し前まで近所の公園の睡蓮がそれは見事な花を咲かせていました。

早朝の静謐な空気の中、クリーム色から薄いピンクのグラデーション。

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それはたぶん反射なんだけど、まるで自ら発光しているように見える、凛とした立ち姿。

すごく大きくて乳幼児の頭ぐらいゆうにあるのですが、茎はそれをまっすぐ支え、夢みたいな色で輝きを放つ花はまさに極楽浄土の風情です。

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コチ丸はリハビリを進めており、ご飯もよく食べて元気にしています。

5ヶ月間横浜中を激走したので気が済んだのかわかりませんが、長く歩くのは大して好きでもなく、お昼寝の方がいいようで、たまに寝言を言ったりしながら安らかにお腹を上下させています。

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無事に保護できてからもう1ヶ月半経とうとしていますが、今でもぽつりぽつりとあちこちから聞くエピソードで、驚くことがたくさんあります。

たぶん、私が認識していた人数よりもはるかに多い、何十倍もの人達がなんらかの形で心を砕き、大切なお時間をコチ丸のために分けてくださっていたのですね。

散歩やちょっとした遠出中に「コチ丸くんですか?○○に探しに行ったんだよー。本当に良かったねえ!」と声を掛けてくださる方も数名ではありません。

改めまして、心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

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捜索期間中、精神安定剤のようにしていた本が何冊かありました。

時おり開いて、深呼吸するように数ページ読み、いつでもうずくまりそうなぐらいの息苦しさを和らげてもらっていました。

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その内の一冊、糸井重里さんの「ブイヨンの日々」。

愛犬ブイヨンのたくさんのスナップ写真に糸井さんの短い文章がそれぞれ添えられています。

家族の一員としての犬と暮らす毎日の風景。

うち一篇がちょうど今の感じなので、後半の一部分だけ引用します。

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「たぶん、おおむね、なんでもない日。

ごはんを食べて、散歩して、ひるねして、くっついて、またねむる。

生まれてこのかた、ずっと、なんでもない日、おめでとうだよ。」

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うんうんうん。そうなのよ。とか頷いて読みます。

なんでもない日ってなんて大事な日なんだろう。

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なんでもない日おめでとう。コチ丸。


コチ丸その後
コチ丸の保護から1週間が経ちました。数えきれないほどお祝いの言葉をいただき、感謝に堪えません。どうもありがとうございました。

コチ丸は1月13日の逃走以来ずっと、長距離を絶えず移動し、人に近寄らず、逃げ足は速く、せっかく目撃情報をいただいても現場に駆け付けた時にはもう近隣に影も形もなく、その後すぐに15km先での目撃続報が入る。

といったような繰り返しで、この追いかけっこは正直、永遠に続くかのように思われました。

どこにも居付かない、餌場も寝場所もわからないでは捕まえようがないどころか姿を見ることもできません。

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全力で探しながらも捜索は行き詰まり、試す策も尽きて、焦りと不安の中でただただ歩き続けるばかりの日々が続きました。

でも初夏に近くなってきた頃、長い長い真っ暗なトンネルに光が射しました。

まず、コチ丸は横浜市南部のある1ヶ所にほぼ居つくようになってきたのです。

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そして男の中の男、Natural Dog Life の亀井さんに出会えたこと。この方に会えなかったら今回の捕獲成功はありえませんでした。

捜索中、通りすがりにたまたまポスター掲示をお願いしただけのご縁です。ご自身のお仕事やご家族ももちろんあります。

なのに会ったこともないコチ丸のために早朝でも深夜でもかまわず連日助けてくださった、偉大な行動力と気高い男気溢れる、世にもかっこいい捕獲作戦のリーダーです。

ご本人とご家族に心の底から感謝しています。どんな感謝の言葉も安っぽく感じるほど。

そしてお店のお客様やお友達にもこれ以上ないほど助けていただきました。いくらお礼しても足りません。

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また、現場近隣の住民の方々もその広いおおらかな器でご迷惑を赦し、ずっと地域ぐるみでサポートしてくださり、本当にありがとうございました。 
      
亀井さんは長く犬に関わるお仕事に携わり、現在は港南区にて犬の健康を真摯に考えたドッグフードのお店を営んでいらっしゃいます。

通販もありますので、ぜひ覗いてみてください。→ Natural Dog Life

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捕獲ですが、場所や形を変えてあちこちに仕掛け、張り込みを続けた捕獲器には、慎重なコチ丸はとうとう入りませんでした。

観察と研究を重ね、ある時から頻繁に姿を現すようになった場所にサークルトラップを設置することになりました。

高い柵に囲まれて広々と閉塞感の少ない、大掛かりな仕掛けです。設置は亀井監督のもと、男性3名で丸1日がかりの大仕事でした。

その夜のことです。同行していた夫は眠っており、ひとり見張っていた私の目の前にコチ丸がどこからともなく姿を現しました。

極度に緊張と集中していたのに、なんだか夢の中の出来事のようで、霧がかかったみたいな光景、全部がスローモーションのように見えました。

暗闇の中、仕掛けに入っていく白い足の後ろ姿と出入口の扉を落とす紐をこの手で引いた時の感触を忘れることはないでしょう。

帰り際の夜中の駐車場で亀井さんと夫と3人、ペットボトルのお茶でささやかに交わした乾杯も。全員慢性的な睡眠不足と過労でヘロヘロでしたが気持ちは日本晴れでした。

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ポスター掲示を快く受けてくださったお店や施設の方々、心配して何度も情報をお寄せくださった方々。PEACE TAILSココニャン一家 をはじめ、捜索にご協力くださった保護ボランティアの方々。

それからお会いしたこともなかったのに志願して長期間変わらず献身的にお手伝いしてくださったたくさんの個人の方々。

そして毎日のようにこのブログに立ち寄って見守り、温かい励ましをくださった皆様。

本来ならばひとりひとりにお礼をさせていただくべきですが、この場での御礼になってしまったことをどうかお許しください。

コチ丸の動きの変化、タイミング、場所、ご縁、数えきれない人々の温かく真剣な気持ち、どれかひとつ欠けても今回の成功は無かったでしょう。

長い間のご辛抱とご協力、本当にありがとうございました。

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Q UP★DOGさんの新しい首輪とリード、とっても似合ってるでしょう?

保護直後は戸惑っていたコチ丸ですが、徐々に落ち着きを取り戻しつつあります。

健康上の問題はいくつかあるものの深刻なものは今のところ無く、引き続き焦らず様子を見ながら心身の調整をしていきたいと思います。

コチ丸を保護できました。
6月12日未明、コチ丸を無事に捕獲することができました。ケガや皮膚疾患も無く、元気です。

ただやはり急な環境の変化に戸惑いと疲れが見られ、各種検査やそれによって必要となる治療など、今後当面は静かに心身のリハビリを施していこうと思います。

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皆様には5ヶ月間もの間、多大なご協力と温かい励ましをいただき、心から感謝しております。

取り急ぎご報告まで。本当に本当にありがとうございました。

どうか、モモちゃんも無事で帰りますように。

目には見えないもの
GWは良いお天気続きでしたね。コチ丸が里親様宅より逸走してから今日で4ヶ月になります。

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真冬だった季節ももう夏に近くなって、蚊の姿もちらほら見られ、まだ治療中だったフィラリアのことがずっと頭を占めています。

ノミダニや皮膚病、乾き、栄養失調など心配するとキリが無いですが、家の中で心配だけしていても仕方ありませんからとにかく捜索に出歩いていました。

最終日の8日は横浜市港南区の日野公園墓地という、一つの町のように広大な墓地に行きました。

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管理事務所の前まで行くと、すでに捜索ポスターをコピーまでして周辺の複数の場所に貼ってくださっているのを見つけました。

入って行ってお礼を言うと、ひとりの職員さんが「あっ、あの子どうした?まだ見つからないの?俺んちも犬いるから気持ちわかるんだよ。」とおっしゃり、その場にいらした全員の方が本当にご親切に対応してくださいました。

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敷地には出入口がいくつもあって、その中の一つを出てしばらく歩くと美しい草花とシックな犬のオブジェのある門の奥にポーチと白壁のかっこいい建物があるのが見えました。

良く見るとドッグフード専門店のようです。入って行って声をかけるとオーナーさんが出ていらっしゃいました。

なんて言うんだろう、姿の堂々としたかっこよさのみならず、人を惹きつけるパワーを尋常じゃなく放っている方だと感じました。

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犬の性質や地域の地理事情などについてたくさん教えていただき、気が付いたら2時間が経過していました。お客でもないのに。

ものすごく親切にしてくださったのですが、それがまるで気負った感じでなく、当たり前のようにふつーに「だって自分が楽しいから」みたいな感じで分け与えてくださいました。

国産のドッグフードや手作りのおやつ、厳選されたシャンプーなどが並ぶ店内は居心地良きウッディーな空間で、天井の梁やファンがかっこよく、大きな窓の外はあふれる光と緑。

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(お店のサイトより写真お借りしました。)

通販も手掛けていらっしゃり、こんなに素敵なのに実店舗が開いているのは金曜日と日曜日の午後だけだそうです。

愛犬のアレルギー皮膚疾患などの悩みをお持ちの飼い主さん、愛犬に元気で長生きしてほしい飼い主さん、よかったらお店のサイトを覗いてみてください。→ Natural Dog Life

そしてもう一つ出会いがありました。

そろそろ失礼しなくてはという頃に来店されたのは長年のお客さんだという穏やかで思慮深い感じの若い男性でした。

静かな話し方の中にオーナーさんとは別の意味での強いパワー、研ぎ澄まされた集中力のようなものを秘めた方で、捜索に関していくつかのヒントをくださいました。

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うまく説明できないのですが、今までほとんど考えたことがなかったものやあまり信じていなかったもの、そういうものがこの世にはきっと本当はたくさん存在しているんだということを実感した貴重な出会いでした。

そうこうしていると陽が傾いてきて、もう1ヶ所立ち寄りたい場所があった私はお二方にお礼を言ってお店を辞去しました。

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コチ丸関連の現状がこれで変わったわけじゃない。でもお店を出て歩き出すと、なんだか視界がクリアになったような不思議な感じがしました。

上手な整体の先生に目のツボをしっかりケアしてもらった後のような感じ。

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40分ほど歩いて現地に着くと、先ほどの男性がいました。バイクでいらしたので先に着いたんですね。

でも私が行きたかった場所にあまりにピンポイントで立っていらしたのでびっくりしました。

そしてあたりを歩いて地元の農家のおじいさんとかに聞き込みまでしてくれていたのです。

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どうしてそんなにご親切にしてくれるのか思わず聞きました。答えは

「だって犬が大好きですから。」

そしてもうひとつ。ご自身が以前あることが原因でとてもつらい孤独な時期を過ごしたことがあったから、今は逆に窮地にいる人、本気の人を見ると何かしてあげたいし、せずにはいられないと。

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コチ丸に会えないままGWは終わってしまったけれど、週に2回、短時間しかオープンしないお店で、めったに来るわけではない人に会えたご縁の不思議さも含めてその日の出来事すべてに視線を少し上向きに修正してもらったような思いがしました。

これから先まだまだ、もしかしたら今までよりもっと険しい道が続くかもしれない。

でもこれまで各所でたくさんの方が手を差し伸べてくださったおかげで持ちこたえられています。

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コチ丸の身体のことを考えると急がなくてはならないことはもちろんいつもいつも念頭にあります。

今後も力を尽くしますので、どうか今しばらくご辛抱とご協力のほどをお願い申し上げます。

プロフィール

lohamakegu

Author:lohamakegu
犬猫の預かりと里親探しボランティアをしています。

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